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2017.10.20 RACE REPORT北海道クラブマンカップレース Rd.3 VITA-01

2017 Koshido Racing RACE REPORT

北海道クラブマンカップレース Rd.3 VITA-01

開催日時:2017年9月24日

開催地:十勝スピードウェイ(北海道)

ドライバー:佐藤 元春(#610)、大島 雄一郎(#310)、竹谷 和浩(#712)

マシン:恒志堂レーシングVITA1号機、2号機、3号機

参戦クラス:北海道クラブマンカップレース

天候:予選/曇り

決勝/曇り

路面:予選/セミウェット

決勝/ドライ

佐藤元春          予選:5/12位 決勝:5/12位

大島雄一郎  予選:11/12位 決勝:10/12位

竹谷和浩          予選:6/12位 決勝:6/12位

 

十勝スピードウェイで行われるJAF公式レース、北海道クラブマンカップ第三戦が開幕した。

Koshido RacingはVITA-01クラスに、竹谷和浩選手を迎え、3台体制でエントリー。

エースカーの610号車はチームオーナーでもある佐藤元春がドライブ。

前回同様に大島雄一郎は310号車、竹谷和浩は712号車をドライブする。

 

 

<DAY1> 9月23日(土)特別スポーツ走行枠(25分間×4本)

走行1本目、天気予報とは裏腹に濃霧、雨の中コースイン。佐藤は最終コーナーでスピンし、スタック。残り3分を残し、赤旗中断。

路面コンディションが良いとは言えない中の走行となった。

 

走行2本目、天候は霧雨、佐藤は前日よりリアウィングを立てる方向でセッティングを行う。

大島は佐藤と同じキャンバーでセッティングを行う。

竹谷も同様に佐藤と同じキャンバーでセッティングを行い、

若干のオーバーステアは残るがタイムを1秒近く縮めた。

 

走行3本目、天候は霧雨、路面もウェットのまま。

佐藤は前後のタイヤを入れ替えグリップやタイヤの変化を確認。

大島は2コーナーでスタックし、赤旗。再び最終コーナーでスピン。直後に悔しさのあまりハンドルに手を叩く場面もあった。

竹谷は佐藤のすぐ後ろを走行。各コーナーで佐藤の姿勢やラインなどを確認しながら周回を重ねていく。

 

走行4本目、天候は終始よくなることなく雨が続く。3名ともセッティング変更は特になし。

途中、参加ドライバーのスピンなどで赤旗中断。ライバルはコーナー出口でのオーバーステアに苦しんでいる様子だった。

竹谷はアクセルを開けるタイミングや開度調整のコツをつかみ、1:50.649と大幅にタイムを更新し、佐藤と遜色ないタイムを出した。

大島も少しずつアクセル開度のコツをつかみタイムを1:52.734に縮める。

ウェットでの走行がつづき、タイヤが予定よりも消耗しなかったため、練習走行後、ドライ路面を走行し、タイヤを慣らした。

 

特別スポーツ走行枠 BEST LAP

 

VITA#610 佐藤 元春   1:50.015

VITA#310 大島 雄一郎  1:52.734

VITA#712 竹谷 和浩   1:50.649

 

<DAY2> 9月24日(日)公式予選(10:15-10:35)

天候は曇り、路面状況はセミウェット。

2輪の走行などが終わって予選となるが、予報とは違い、晴れ間が出ずに路面は湿った状態で予選が始まった。

時間が経つにつれ、一部路面が乾き、ウェットとドライが混在する難しい路面状況。

最初は苦戦している様子だったが、走行するにつれ、路面に慣れてきたのか残り5分で各車ベストタイムを更新した。

 

 

 

~以下、公式予選後コメント~

 

佐藤元春

「前日慣らしたタイヤを履かせてスタートしたが、前後のブレーキバランスが悪く、ブレーキングのたびにタイヤがロックしてしまう。

走行中に前輪側にブレーキバランス調整したが、まだ足りず、決勝ではドライセッティングにし、さらにブレーキバランスを前輪側に調整する予定です。」

 

 

大島雄一郎

「路面が急激に変化していくなか、順応に対応できなかった。前日のスピンが頭をよぎるせいか、中々強気な走行が出来ず、控えめな走りとなってしまった。」

 

竹谷和浩

「もっと踏みたかった意外とブレーキングは奥まで行けた気がする。しかし、全体的に控えめな走りになってしまった。決勝はドライが予想されるため、アグレッシブに行きます。」

 

■9月24日(日)決勝レース15LAP(15:40-)

天候は晴れ、路面状況はドライ。

他のレースが併催されているため、クラブマンカップの決勝は50分近くのディレイスタートとなった。

佐藤が5番グリットからタートし、竹谷は6番グリット、大島は11番グリットからスタートする。

佐藤は良いスタートを決めたものの、前方の平中選手(#61)がスタートに失敗し、前が詰まるような形になってしまう。

行き場を失い出遅れ、2コーナーで竹谷に先行を許す。

 

しかし、ホームストレートでスリップストリームを使い、1コーナーで竹谷をオーバーテイクし、順位を戻した。

オーバーテイクのチャンスを狙っていると、古井戸竜一選手(#3)が4番手に落ち。その差を約5秒に縮めるも、無情にも15周というチェッカーが振られた。

大島は最後、古井戸彩子選手(#10)をオーバーテイクし、コンマ5ほどの差で10位を得た。

竹谷は序盤、佐藤に抜き返される場面はあったものの、その後は危な気ない走りを続け、6位独走でチェッカーとなった。

 

 

 

~以下、決勝レース後コメント~

 

佐藤元春

「ライバル勢に完敗の結果。チーム全員、満足とは到底言えない結果となり、

悔しい以外の言葉はないです。」

 

大島雄一郎

「マシンは接触などもなく無事完走することが出来たので次戦は自信を持ったレース運びに期待してほしい。」

 

竹谷和浩

「佐藤を追いかけるも差は広がる一方。6位単独走行を続け、最後は後ろとのギャップを約10秒作り、十分なマージンを持って6位入賞することが出来てよかった。」

 

今回のレースは満足のいくような結果ではありませんでした。

しかし、この結果をしっかりと心に刻み、次回、10月15日(日)に行われる北海道クラブマンカップレース第4戦では表彰台の中央に登れるよう努力を続けて参ります。

今回もご支援、ご声援頂きました事に感謝申し上げます。

Koshido Racing 佐藤 元春