RACING

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2022.07.05 2022年5月14日 FCR-VITA 第1戦 富士スピードウェイ2時間耐久レース

ゴールデンウィークが明けた5月11日水曜日。

2022年のレースシーズン入りを迎えたKOSHIDO RACINGの面々は、

静岡県の富士スピードウェイへと訪れた。

 

14日のFCR 2時間耐久レース及び15日のKYOJO CUPでVITAへと乗り込むドライバーは、

 

佐藤 元春 選手

鶴賀 義幸 選手

浅井 康児 選手

RINA ITO 選手(KYOJO)

兼松 由奈 選手(KYOJO)

織戸 茉彩 選手(KYOJO)

以上6名となる。

 

やや曇りの午前9時30分、スーパー耐久やインタープロト、一般走行の車両と共に3台のKOSHIDO RACING VITA-01のエンジンが始動、レースウィークの始まりを迎えた。

 

練習走行は11日~13日の3日間。

一枠30分で走行し、週末の予選、決勝へ向けた準備を進める。

 

 

今回新車として投入された15号車。

オレンジとブラックのマットカラーが映えるこの車両を駆るのは佐藤選手。

 

 

 

35号車に乗り込むのは初出場、織戸選手。

身体に合わせたシートの作成を行う場面。

 

 

610号車には女性ドライバー陣のエース、RINA選手が乗り込んだ。

 

レースウィーク最初の走行枠は3名によるドライブが行われマシンの慣らし、動き、乗り方、それぞれが感触を掴むべく走行へ臨んだ。

 

 

ドライバー同士の情報交換も細かに。

翌12日には雨が強まり、ウェット路面の走り方について話し合う姿も。

 

 

 

今回のレースウィークでは、世界6台限定の「GRスープラ GT4  50Edition」のシェイクダウンも行われ、貴重な姿がお披露目された。

ドライバーはスーパーGTでも活躍するSHADE RACING 平中克幸選手。

 

 

 

迎えた13日の公式練習走行では、各ドライバーが強い雨のなか本番さながらのペースで走行し、最終調整へと進む。

2時間の耐久となる今レースではピット作業も大きなカギとなるため、メカニックによる給油、ドライバーの交代など抜かりない練習を行っていた。

 

 

 

 

【FCR-VITA 第1戦 富士スピードウェイ2時間耐久レース 公式予選】

 

3日間の練習を終え、迎えた5月14日 土曜日。

早朝にサーキット入りし車検を済ませた後、午前9時から公式予選がスタート。

 

 

Aドライバーとなる、

15号車 佐藤元春選手

35号車 浅井康児選手

610号車 兼松由奈選手

3名により予選が争われる。

 

42台が出走となったFCR-VITAはウェット路面の中、他車との間隔が取りづらく難しい予選となる。

 

 

 

プロレーサーも多く参戦し、ハイレベルなタイム合戦の結果は――――

 

【公式予選 リザルト】

15号車 佐藤元春選手  P25 2‘26“065

35号車 浅井康児選手  P31 2’27”802

610号車 兼松由奈選手  P30 2’27”791

 

難しいコンディションに悩まされつつも、アクシデント無く予選を終えた選手たちは、

ハーフウェット→ドライコンディションとなる決勝での巻き返しに意欲を高める。

 

 

 

 

5月14日 午前11時30分

出走は全42台、コースイン後、整列し2番グリッド以降の位置につく。

 

グリッドには多くの報道陣や応援の人だかりができ、レースへの盛り上がりを感じさせていた。

15号車は佐藤選手が25番手(26番グリッド)からスタート。

 

 

30番手(31番グリッド)から兼松選手と共に610号車でエントリーする織戸 茉彩選手。

父、織戸 学 氏と声をかけながら写真撮影に応じファンサービス。

 

31番手(32番グリッド)は35号車、ドライバーはRINA ITO 選手。

パラソルを持つのはステアリングを引き継ぐ浅井選手。

「アグレッシブな走りを期待しているよ!」との声も。

 

 

 

【FCR-VITA 第1戦 富士スピードウェイ2時間耐久レース 決勝】

 

グリッドウォークが終了。隊列を整えたままコースを一周し、レースはローリングスタートを迎える。

 

 

40台を超える車両、混雑するローリングスタートの中、KOSHIDO RACINGの3台はトラブル無くスタート。

混戦の様相を呈しながらもやや隊列が決まったかという7周目、TGRコーナーで起きたコースアウト車両救出の為セーフティカーが導入され、空いた車間が一気に詰まり各車が再度数珠繋ぎとなる。

この時点で15号車23位、35号車が続き24位、610号車が31位。

 

11周目にはセーフティカーがピットイン。レースが再開となった。

 

この頃にはサーキットを覆う霧が濃くなり、ホームストレートの終わりが見えない中もアクセルを緩めず走り抜けるドライバー達。

 

集団を上手く処理したKOSHIDO RACINGの3台は、着実にポジションを上げていった。

 

開始から40分少々が経とうというところで最初のスティントを終え、ピットインする車両も現れる17周目、

KOSHIDO RACINGのピットも動きを見せる。

 

まずは35号車

RINA選手から浅井選手へと交代。

 

続いて15号車は佐藤選手 → 鶴賀選手へ。

 

数周置いて610号車は兼松選手から織戸選手へとバトンが渡された。

 

ピットインによって順位が大きく変動する中、15号車は果敢なプッシュにより26周目には11位へ大きくポジションアップ。

35号、610号車はやや順位を落とすも、自己ベストラップを更新しながらチャンスを狙う。

 

 

 

1時間30分が経過する頃、2度目のピットインを迎えるKOSHIDO RACING勢。

ペナルティやピットインのタイミングにより15号車 鶴賀選手が4位、35号車 RINA選手がアウトラップで35位、610号車 織戸選手はピットを目前に24位という位置取り。

 

2回目のピットを済ませた後は、チェッカーフラッグまで通しての走行となる。

 

レースは残り10分となった頃、

15号車 佐藤選手は12位でピットイン、ピットアウト後は9位まで巻き返しを図ったが、ピット静止時間によるペナルティを負ってしまう。

 

そのままレースはチェッカーを迎え、2時間の戦いが終わりを迎えた。

 

 

【FCR-VITA  2時間耐久 リザルト】

 

15号車 佐藤 元春 選手 / 鶴賀 義幸 選手  P39 BEST 2‘02“874

※ペナルティによる6周減算の為

610号車 兼松 由奈 選手 / 織戸 茉彩 選手  P30     2’04”803

35号車 RINA ITO 選手 / 浅井 康児 選手   P27     2’03”666

 

30位となった610号車 兼松選手、織戸選手には30th Awardが授与された。

 

ローリングスタートかつ2時間耐久という普段と異なるレース形式であったが、大きなトラブルは無く走り切った6名のドライバー。

悔しい表情も見られたがチームとしてもドライバーとしても大きな糧となり、勝利へ一歩ずつ、コツコツと近づいているだろう。

 

 

2022.07.05 2021年12月12日 KYOJO CUP Rd.4 富士スピードウェイ

 

KYOJO-CUP Rd.4

 

ここからは、熱く美しい競争女子達の戦いをお届けしていく。

610号車 RINA ITO 選手

 

35号車 兼松 由奈 選手

 

 

<公式練習>

 

 

 

FCR-VITA 決勝レースの後3時間ほど間を空け、KYOJO CUPの練習走行が開始。

30分と短い走行時間でマシンの感触を掴み、試行錯誤していく。

 

タイヤの状態を確認後、コースインするRINA ITO 選手

 

 

RINA選手はところどころマシンの挙動を気にする素振りも見せたが、兼松選手共に翌日へ向けた順調な走行となった。

練習を終え、各チームはマシンの整備を行い万全を期して富士スピードウェイを後にした。

 

 

 

 

<KYOJO CUP公式予選>

 

翌朝 午前7時50分

 

 

 

公式予選が開始され、16台のVITA-01を駆るのは全員が女性ドライバー。

繊細かつ力強い走りからは、彼女たちの気迫が溢れてくるようだ。

 

 

 

25分間の予選の中で、タイムが塗り替えられては激しく順位が入れ替わっていく。

 

早朝の寒さに冷えたタイヤに熱を入れながら、コーナーでの限界を探る35号車 兼松選手もアドバイスを反芻しながらタイムを短縮、

610号車 RINA選手が2分1秒台に入ったところで予選は終了した。

 

 

 

<KYOJO CUP公式予選 リザルト>

10番手 610号車 RINA ITO選手 2分01秒900

15番手 35号車  兼松 由奈選手  2分05秒030

 

 

 

 

RINA ITO選手、兼松 由奈選手による予選後コメント

 

両名とも「悔いの残る結果だった」とコメントしたが表情は明るく、この後の決勝への意気込みが感じられた。

 

 

<KYOJO CUP 決勝>

 

2021年シーズンの最後を飾るレースへ向けて健闘を誓うRINA ITO選手、兼松 由奈選手。

思い思いの声援をかけていくKOSHIDO RACINGチーム。

いよいよ、10周のレースが始まる。

 

 

 

シグナルがブラックアウトし、16台のVITAが全開で加速。

 

 

15番手スタート、35号車 兼松選手は混雑を回避し落ち着いて走行。

10番手からの610号車 RINA選手がスタートダッシュを決めTGRコーナーで1台をパスした後、続くコカ・コーラコーナーで更に順位を上げ8位に浮上。

ADVANヘアピンからダンロップコーナーで並ばれるも、巧みなブロックで守る。

 

 

兼松選手はスタートで16番手に落とすも、焦らず張り付き中盤には15位へ戻る。

 

 

各集団は3台ごとに隊列を組み、長く激しいバトルの様相を呈していた。

そのままレースは順位を入れ替えながら進行し、

7、8、9番手の接近戦を先頭で戦うRINA選手は4周目の300Rからダンロップコーナーにかけて並びかけられ再度8番手につくが、ピットからの指示通りにプッシュ。

 

迎えた最終ラップでは長らくバトルしていた2台を抑え、ポジションを奪い返してRINA選手は7番手、

兼松選手は15番手でチェッカーフラッグを受けた。

 

 

<KYOJO CUP 決勝リザルト>

 

7番手 610号車  RINA ITO選手 3ポジションアップ

15番手 35号車  兼松 由奈選手

 

 

混戦の中、両選手トラブル無く完走する見事な走りを見せた。

「悔しさしかない!」とはRINA選手本人の談だが、アグレッシブなドライブは見るものを惹きつける走りであった。

兼松選手もハイレベルな戦いの中、より経験値が高まっていった事だろう。

 

 

FCR-VITA、KYOJO CUP共に全員が順位を落とさずに走り切った2021年最後のレース。

トラブル時、メカニックの素早く的確な整備や、ピットクルーのデータ解析、アドバイザーのサポートといったチームワークが表れる一戦であったと感じた。

 

 

2021年の応援にお礼を申し上げると共に、

2022年シーズン、KOSHIDO RACINGの新たなチャレンジとチームワークにご注目いただきたい。

 

2022.07.05 2021年12月11日 富士チャンピオンレースRd.5

 

シーズンも終わりを迎える2021年12月11日(土)から12日(日)、静岡県駿東郡小山町「富士スピードウェイ」にて、

富士チャンピオンレースシリーズRd.5およびKYOJO-CUP Rd.4が開催。

 

KOSHIDO RACINGからはそれぞれ2台がエントリーし、2021年最後のレースシーズンへ向けて飛び立った。

今回はそのFCR-VITA、KYOJO CUPについてをお届けしていこう。

 

FCR-VITA Rd.5

 

610号車 佐藤 元春 選手

 

35号車 浅井 康児 選手

 

 

<公式練習>

 

12月10日 午前8時50分

 

北海道民でも気温の低さを強く感じる12月の富士スピードウェイ。

レースウィークの朝は、富士山が見下ろす晴れ渡る天候で迎えた。

 

朝焼けの中そびえる赤富士

 

 

 

 

二枠で30分ずつの走行を行う公式練習は、レースが併催されるインタープロトやトヨタスープラ、IS-F CCSRと共に走行。

路面の感触やマシンの動き、タイヤに入る熱を確認するため、各車が準備を整えていく。

 

 

しかし、早くもここで浅井選手の走行を控えた35号車にトラブルが発生。

エンジンが吹けず、メカニックの診断を受ける事となる。

 

 

走行を前に610号車へ乗り込む 佐藤 元春 選手

 

 

 

間にヤリスカップの練習走行を挟み、二枠めの練習走行へ。

 

KYOJO CUPに出場するRINA ITO 選手、 兼松 由奈 選手もタイム計測に加わりながら、自身の走りと重ねてイメージトレーニングしているようだ。

 

ストップウォッチ測定では2分0秒台で走行するハイペースな車両も存在する中、

順調に練習走行を重ねた佐藤 元春選手の公式練習後コメント。

 

 

 

直前には35号車にエンジン不調が発生し走りだせないトラブル、

走行の中で610号車にリヤフレームの損傷が見つかる等ハプニングは起こりつつも、

予選、決勝へ向けて走り出したKOSHIDO RACING。

 

夜にかけて整備を行ったメカニックの尽力により、翌12月11日午前7時ごろの公式車検では610号車、35号車2台とも元気なエキゾーストノートを響かせた。

 

 

 

<FCR-VITA公式予選>

 

12月11日午前8時。公式車検、ドライバーによるブリーフィングが行われた後、

25分間の予選が始まる。

 

予選前コメント

610号車 佐藤 元春選手

 

35号車 浅井 康児選手

 

 

 

 

しかし予選中、ピットに緊張が走った。

35号車 浅井選手が他車と接触、マシンはダメージを負ってしまう。

幸いケガ人は発生せず、35号車はおよそ3時間後の11:15から開始される決勝へ向けた整備のため、ガレージインとなった。

 

 

予選走行は再開、徐々に気温は上がり、それに合わせて各車がタイムを更新していく。

 

 

8~9周の予選走行が行われ、公式予選が終了。

 

<FCR-VITA予選リザルト>

12番手 610号車 佐藤 元春選手 2分01秒471

27番手 35号車  浅井 康児選手

 

約5秒の中に全車が納まる接戦、佐藤選手は中団前方グリッドからのスタートとなった。

浅井選手は悔しい予選であったが決勝への進出が認められ、迅速な修理により約2時間後にマシンの損傷は修復された。

 

 

 

決勝前、佐藤 元春選手と映るのは、左からKYOJOゴスロリレーサー 兼松 由奈選手、

応援に駆け付けたKOSHIDO RACING VTuber 風越 星名、

KYOJOエースドライバー RINA ITO選手

 

<FCR-VITA 決勝>

 

小休憩を挟んだ午前11時。決勝を目前に、各チームが車両を最終確認。

緊張感がサーキットを包む中、準備が進んでいく。

 

平中 克幸ドライビングアドバイザーとミーティングを行う佐藤 元春選手

 

 

 

 

佐藤 元春選手の決勝レース前コメント

 

 

兼松選手をグリッドガールに、位置につく佐藤選手

 

後方からのポジションアップを狙う眼差しの35号車 浅井選手

 

 

午前11時15分

クルーが見守る中、10周の決勝レースがスタート。

車載動画を併せてご覧いただきたい。

 

佐藤選手、浅井選手共にしっかりとスタートを決め、各車がTGRコーナーへとなだれ込む。

早くも仕掛けたのは610号車 佐藤選手。

 

 

絶妙なブレーキングで1台をパス、先頭集団を追う姿勢、

接近戦を展開しながらも2分02秒台で周回を重ねていく。

 

 

35号車 浅井選手も堅実な走りで先行車両をかわし、ポジションを上げる。

 

 

300Rでは610号車 佐藤選手が後方車両から並びかけられるも、続くダンロップコーナーではブレーキング勝負で応戦。

先行車両との接触も発生したが大きなダメージは無く、順位を守る安定した走行を見せた。

 

 

前を行く集団に少しずつ近づいていくが、縮まりきらずチェッカーフラッグ。

 

 

<FCR-VITA 決勝リザルト>

 

9番手   610号車  佐藤 元春選手   3ポジションアップ

25番手  35号車   浅井 康児選手   2ポジションアップ

 

 

 

両選手共に無事帰還し、タスキはKYOJO CUP出場の610号車 RINA ITO 選手、

35号車 兼松 由奈 選手へと渡された。

 

 

 

KYOJO CUPの模様は次の記事でお伝えする。