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2021.07.15 2021年6月5日・6日 富士チャンピオンレースRd.2 FCR-VITA/KYOJO CUP

今回は、2021年6月5日~6日にかけて行われた、富士チャンピオンレースの模様をお伝えしよう。

富士チャンピオンレースとは、元々新人育成を目的としたレース「富士ホリデーレース」として始まった。
レースにデビューしたのが富士だというレーサーは多く、新人ドライバーの登竜門的存在となり、何度か改称と開催時期の変更を経て、今ではルーキーだけでなく10年以上出場を続けるドライバーも増えてきているのだという。
FCR-VITAに佐藤選手と中川選手、KYOJO CUPにはいとうりな選手と兼松由奈選手が挑む。

▲6月5日のFCR-VITAに向けて練習する様子。

▲6月6日のKYOJO CUPに参戦するおふたりも、練習をチェック。

▲日本ハムグループ様が、新たにスポンサーしてくださることに。

この動画にもあるが、1.5kmにも及ぶ非常に長めのメインストレートを誇っており、ここでは熱いサイドバイサイドや複数台でのワイドが見られることだろう。

▲この動画は観客席の上方から撮影。距離の長さがわかることと思う。

TGRコーナー(第1コーナー)を抜け、第2コーナーからコカコーラコーナーへと続く直線を撮影した。
コースの一部の撮影だけでも、ここまでズームしないと映像に捉えきれない。さすが全長約4.5kmの大きなサーキットだ。

初日の練習走行は天気に恵まれ、路面コンディションも良好ということで、非常に有意義な予習になったそう。
ただし、翌日6月4日(金)と、KYOJO CUP決勝の6月6日(日)の天気は雨予報となっており、選手とピットクルー、スタッフの皆はそれが大きな懸念点となっていた。
実際に、6月3日(木)の練習走行を終える頃には、すっかり富士山が見えなくなるほどに雲が厚くなり、翌日の天気が悪くなるのを示唆していたのだ。

迎えた翌日。

雨の中、気合のウェット走行練習を敢行するも、降水確率90%以上という予報の通りどんどん雨脚が強まっていくサーキット。
最終的には、早めに練習を切り上げ、翌日の決勝に向けてコンディションを整えておくことにした。
練習後、佐藤選手の乗車したVITA-01は、バケツで水をかぶせたかのように水浸しになっていた。

朝のうちは、前日の大雨の影響で路面がウェットで、コース上にモヤがかかっている状態だったが、佐藤選手と中川選手がミーティングに参加している間に晴れてきた。
ほかのレースプログラムが行われ、多くの車両が走行するタイヤとの摩擦によって、ドンドン路面が乾いていったのだという。
天候が味方するか否かというのも、レースでは重要なファクターになるのだな、と実感した。

こちらは、予選と決勝に挑むふたりのインタビューの様子。
路面はドライになりつつあり、あとは練習通りに気合の走行をして、ぜひ入賞して頂きたいところ。
コースの様子を直前に見に行くと、路面は完全に乾いていた。

予選の走行は荒れることなく、ジェントルな雰囲気の中で行われた。
結果は、610号車佐藤選手が13番グリッドからスタート、35号車中川選手が12番グリッドからのスタートとなる。

決勝がスタートし、コカコーラコーナーで接触があったのかスピンする車両が現れ、それを避けるために後続が慌ててハンドルを切りコースアウトが多発する事態になった。
やはり、決勝ともなるとドライバーの皆さんに気合が入るのか、練習や予選よりも攻めた走りをしているように感じたのは気のせいではないはず。

上の動画は中川選手の35号車から見た様子。
ファーストラップではこのような危なっかしい場面を見ることもあったが、その後は安定したレース展開となり、35号車と610号車が連れ添って順位を上げていく形に。

両車ともに大きく順位を上げてのゴールとなり、特に佐藤選手は13グリッドからスタートし、着順6位と大健闘。

レース終了後のコメント。息ピッタリの最後のポージングにも注目。
何事も継続と学び、共に育つを掲げる佐藤選手と中川選手、恒志堂としての姿勢が伝われば幸いです。
諦めずに何度でも挑戦していくという意志のもと、さらなる順位アップのために戦ってまいります。

 

翌日、2021年6月6日。

いとうりな選手と、兼松由奈選手にインタビュー。
りな選手はVITA-01のレース経験者ですが、兼松選手は今回が何もかも初めてづくしということで、カメラ越しにも緊張が伝わってきていた。
そんな中、朝から降り始めた弱い雨が、富士の路面をまた濡らしているのが気がかり。

予選、コースインしていく場面。
りな選手が先陣を切り、そこへ佐藤選手のアドバイスを受けながら兼松選手が後を追うように発進していく。
雨によって、前日と打って変わって路面はウェットになり、スリップにだけは気を付けてもらいたいと願うばかり。
こうして撮影に関わるようになる前は、テレビなどでスピンやクラッシュを見ても、凄いことだな怖いな、と対岸の火事のような感覚でいましたが、いまはただただ無事でレースを終えてピットに戻ってきてほしいな、と考える。

ご覧の通り、非常に滑りやすい状況の中で走り切った。
610号車りな選手が11番グリッド、35号車兼松選手が15番グリッドからのスタートとなり、いざ決戦の時を待つ。

この時点では路面が濡れていたが、午前中に予選を行い、それから時間をおいて午後15時25分から決勝ということで、それが功を奏することとなる。
時間が経つと雨はやみ、路面は完全にドライになったのだ。ああ、お天道様ありがとう!

両者ともに、コースが乾いたということでテンション爆上げの図。
インタビューする自分も嬉しくなって、いつもより多く撮影しながら話しかけてしまった。
ともあれ、かくして決勝の時は近づき、気持ち的にも環境においてもベストコンディションの中で思う存分に戦えることとなった。

そして、迎えた決勝レーススタートの瞬間。
りな選手の610号車があまりにも良いスタートを切り、カメラが一瞬見失ってしまった。
本来いると思わしき辺りに存在しないので、あれ?となってしまい……慌ててカメラアングルが追いかけている。
一気に、2台の間をすり抜けていく姿は、上方から見ていても気迫十分だ。
第1コーナーでさらに2台の間を縫っていくという、圧巻の全力走行を見せてくれた。
その時の模様は、恒志堂のYouTubeチャンネルに動画としてアップしているので、そちらもご覧いただきたい。

 

 

スタート後、先頭集団の4台ほどが競り合う状況が続き、それを追うようにりな選手がついていく。
少し離された後方を走るも、兼松選手は練習の時よりも確実に速く走れるようになっており、レースのペースに取り残されることがなくなっていた。

ゴールのあとに修正があり、正式順位は、
いとうりな選手11番グリッドスタートで、5位にてゴール。
兼松由奈選手は15番グリッドスタートで、10位でのゴールで確定した。

富士のレースは天候が変わりやすいという話を事前に聞いていたが、今回も例外ではなかったようだ。
しかしながら、刻一刻と路面状況が変化する中、皆さん素晴らしい走りを見せてくれたと思う。
FCR-VITAの佐藤選手、中川選手、そしてKYOJO CUPのりな選手、ジャンプアップでのゴールがとても見事だったと思う。
VITA-01でのレース、決勝、初めてという兼松選手も、インタビューで言及していますが、無事に無傷での完走、何よりだった。

まだまだ、今年のレースシーズンは始まったばかりなので、来月7月にある十勝スピードウェイでのレースを始め、これからも恒志堂レーシングの挑戦する姿をレポートして参ります。

これからも、応援よろしくお願い致します。