2021.07.13 2021年5月9日 OKAYAMAチャレンジカップレース Rd.2
今回は、自分(恒志堂 映像撮影・編集担当 寺澤)が同行したOKAYAMAチャレンジカップレースの模様をお伝えする。
レースには、映像撮影と編集、さらに以下の恒志堂レーシングTwitterアカウントのリアルタイム更新という役目のために参加した。
モータースポーツについては、お詳しい方からすれば拙い知識しか持ち合わせていないので、現地でレーサーの方やピットの方などに勉強させて頂きながらのレポートになる。
以下、現地にて更新した動画付きでレポートしていく。
KOSHIDO RACING、OKAYAMAチャレンジカップレースに参戦。
写真左、レーシングドライバー 平中克幸氏(@K_Hiranaka)
写真右、恒志堂代表 佐藤元春(@chobby2)
気合と情熱十分のタッグで挑みます! pic.twitter.com/tELD9HJ8Zr— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 7, 2021
このレースは2時間耐久のルールとなっており、途中でドライバーを交代しながら戦う。
弊社代表の佐藤選手とプロレーシングドライバーの平中克幸選手が、タッグを組んで参加した。
何週目でピットインするか、交代するか、燃料やタイヤは大丈夫か、といったピットクルーとの綿密な打ち合わせ、連携が必要となる。
ちなみに、佐藤選手は今回、岡山国際サーキットでのレースが初めてである。
引用:http://www.okayama-international-circuit.jp/guide/course.html
コースは主にメインストレートとバックストレートの2本の直線、ヘアピンコーナー、リボルバーコーナーなどのバンク角が大きいテクニカルコーナーが待ち構えている。
それに加えて、写真や映像では分かりにくいと思うが、コース中で最も標高が高い地点と低い地点の差はなんと29mもあるのだ。
直線、コーナー、坂と、様々な状況に対処する能力がドライバーには求められるだろう。
『OKAYAMAチャレンジカップレース(2021年5月9日)』に向けた、公式練習!
コースで最も高い(標高275m)ホッブスコーナーを鋭く駆け抜ける!
バックストレートに入る直前の、アトウッドカーブは一番低く(標高246m)、その差はおよそビル10階相当の約29mもあります!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/6czoZ5A0pz— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 8, 2021
この動画では、車両はコーナリングしながら登坂している。
コースをよく分かっていないと、上がってるの?下がってるの?という事態になりかねない。
明日2021年5月9日本番の『OKAYAMAチャレンジカップレース』に向けて、本日「KOSHIDO RACING」公式練習中です!
佐藤元春(@chobby2)、VITA-01で全力走行!
それを見守るレーシングドライバー平中克幸氏(@K_Hiranaka)、この姿まさにバディ……!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/YHZUGa8rXK— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 8, 2021
上の動画は、リボルバーコーナーを抜けて、パイパーコーナーに向かう様子だ。
直線はグッと上りになっており、ヘアピンをを抜けると緩やかな下りになっている。
『OKAYAMAチャレンジカップレース(2021年5月9日)』に向けた、公式練習!
レースの醍醐味のひとつ、直線コースを加速して駆け抜けるVITA-01!
運転するのは佐藤元春(@chobby2)、平中克幸選手(@K_Hiranaka)が敵味方の戦力をクルーと一緒に観察して分析します!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/Qii3xM858w— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 8, 2021
メインストレートの全長はおよそ600m、この限られた直線でトップスピードを出せるのかどうかが、上位を狙う鍵となるだろう。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
平中克幸選手(@K_Hiranaka)予選走行スタート!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/TvOqzDEGNP— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
予選走行! 平中克幸選手(@K_Hiranaka)が乗るVITA-01、バックストレートからヘアピンコーナーへ!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/Z0MDgwEPGA— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
予選走行、まずは平中選手による第1スティントが開始される。
複数の車両が混み合う形となり、接触やスピンが多発し、赤旗が振られる場面を多く見かけた。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
平中克幸選手(@K_Hiranaka)の走行中、レッドフラッグでレースは一時中断。#岡山国際サーキット pic.twitter.com/oYueVuqY2M— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
パイパーコーナーからレッドマンコーナーへの直線を駆け抜ける、佐藤元春(@chobby2)。#岡山国際サーキット pic.twitter.com/SLabCV8lvO— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
その後、佐藤選手へとバトンタッチし、赤旗を振られレースを中断しながらもアタックを敢行。
他車のトラブルに集中力を削がれかねない状況ながらも走り切り、予選での順位は12位となった。
決勝は、12番グリッドからのスタートとなる。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
佐藤元春(@chobby2)が乗る緑のVITA-01、いよいよレーススタートです。クルーが見送ります。#岡山国際サーキット pic.twitter.com/docd2tmhK4— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
2時間耐久レーススタート!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/QOYkdISEBF— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
予選の荒れ模様からして、決勝も荒れるかもしれない……。と、予想するも、意外にも決勝では赤旗が振られる場面がなかった。
そのため、非常に堅実な、マシンとドライバースキルのガチな戦いが繰り広げられることとなる。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
密な状況の中、佐藤元春(@chobby2)のVITA-01、慎重にすり抜けていきます。#岡山国際サーキット pic.twitter.com/IQtymvr5Ic— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
平中克幸選手(@K_Hiranaka)が、VITA-01に乗り込んでスタート!
2時間耐久レース、まだまだ続きます。
ピットクルーの雰囲気も良いです。#岡山国際サーキット pic.twitter.com/4EXrspYN0L— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
第1スティントを佐藤選手が走り切り、平中選手にたすきを渡すシーン。
ピットタイム3分4秒、レース開始40分経過のタイミングで第2スティントをスタートさせた。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
平中克幸選手(@K_Hiranaka)が、モスエスへのコーナーを攻める!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/JyqAqteNvm— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
平中克幸選手(@K_Hiranaka)、VITA-01でバックストレートを全力で走り、ヘアピンコーナーを攻略します!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/9eV1knZSD2— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
第1スティントの佐藤選手は20周、第2スティント平中選手は23周のタイミングでピットイン。
ここで第3スティントを佐藤選手にドライバーを交代。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
平中克幸選手(@K_Hiranaka)ピットイン、佐藤元春(@chobby2)と交代するシーンです!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/yDKu5jEyKu— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
佐藤元春(@chobby2)による、第3スティントがスタート! 2時間耐久レースのゴールは、後少しです!
この「エンジン回せ」の合図からの、VITA-01の発進。格好良いですよね。#岡山国際サーキット pic.twitter.com/M9UNqXOJ41— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
サーキットに西日が差し始める頃、ピットタイム3分ジャストでコースインした。
ドライバーのレーステクニックが勝利に重要なのは勿論であるが、このようなピットクルーによるレース前のマシンセッティング、レース中の迅速で精密な給油やメンテナンスも、非常に重要な要素となっている。
皆の応援とサポートを背に受け、ラストスパートに向けて全力で走る佐藤選手がチェッカーを担う。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
佐藤元春(@chobby2)、ついにファイナルラップ!
現在、順位は5位!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/xvmi2rW8hN— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
佐藤元春(@chobby2)ゴール!
ここで、ゴールの瞬間ピントも何も合わない痛恨のミス……。
5位でフィニッシュです!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/k0VNmYseIw— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
結果は、惜しくも表彰台に届かなかったが、5着でゴールという結果になった。
走行後、ふたりのドライバーにそれぞれインタビューをした。
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
弊社社長、佐藤元春(@chobby2)のコメントです。
惜しくも5位となり、表彰台は逃しましたが、これほどの台数の混戦の中、走りきりました!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/YDkW3Ourup— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
本日、2021年5月9日
『OKAYAMAチャレンジカップレース』
平中克幸選手(@K_Hiranaka)のコメントです。
レッドフラッグ振動が頻発した練習でしたが、決勝では佐藤元春(@chobby2)と共に、鋭い走りでライバル車に肉薄しました。また次回のレースも、お願いいたします!#岡山国際サーキット pic.twitter.com/LhdFPVMqg9— KOSHIDO RACING (@koshidoracing) May 9, 2021
惜しくも5位、されど5位。
先述の通り佐藤選手は岡山初参戦でありながらも、順位をアップさせる走りを見せてくれた。
そして、平中選手はデータと経験から的確な助言をチームに与えてくれ、ドライバーとしても間違いなく順位に貢献してくれた。
我々は、次回こそは表彰台、優勝を目指すといった目標を掲げ岡山を後にした。
以下、弊社YouTubeチャンネルに投稿したダイジェスト動画もあわせてご覧ください。
引き続き、恒志堂レーシングの応援をよろしくお願いいたします。