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2021.03.17 素敵な人間に

こんにちは、担当の大野です!

明後日20日は「春分の日」です。
その春分の日を中日とした前後3日を足した計7日間は『春のお彼岸』と呼ばれ本日17日から彼岸入りとなります。

お彼岸は春と秋の年2回あり、「此岸(現在の世界)」と「彼岸(死後の世界)」が最も近くなる期間とも言われ、このつながりが強くなってるうちにお墓参りを通じてご先祖様への感謝・供養をしようというものです。
同じお墓参りでいえばお盆もありますね!
しかし少し意味が違い、
お盆;ご先祖様の魂があの世から帰ってくる
彼岸:煩悩のない悟りの世界に近づけるよう修行(六波羅蜜)をする
という違いがあります。

【六波羅蜜】
・布施(ふせ):見返りを求めることなく、他人に分け与える事を惜しまない
・持戒(じかい):戒律を守り、悪いことをしない
・忍辱(にんにく):困難に耐え忍び、辛抱強くやり遂げる
・精進(しょうじん):何事にも精一杯努力する
・禅定(ぜんじょう):穏やかで動じない心を持つ
・智慧(ちえ):物事を正しく判断し、深く理解しようとする

常日頃から意識せずともこの6項目を守れていれば思いやりのある素敵な人間になれそうです。

供物や食べ物といえば「ぼたもち」と「おはぎ」ですが基本的には同じもの。

春に牡丹(ぼたん)が咲くから「牡丹餅(ぼたもち)」、秋に萩(はぎ)の花が咲くから「おはぎ」と呼び方の違いがあります。その他春は一冬越した小豆の皮が硬いためぼたもちは「こしあん」、秋は収穫したばかりの小豆が使えて川まで柔らかく食べられることからつぶあんで作られるそうです!

私は小さい頃からおはぎが好きだったので何もない日でも食べていました!
今でもお休みの日には和菓子屋さんに足を運んで大福などを買い込んでいますヾ(*・∀・)/

『寒さも暑さも彼岸まで』という言葉がある通り、これからは昼が長くなっていくので暖かい春の訪れはもうすぐそこまで近づいていますね!
これから日常的に六波羅蜜を意識して春を迎えようと思います!