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2023.10.22 北海道クラブマンカップレース2023 Rd.2 VITA-01 RACE REPORT

北海道クラブマンカップレースRd.2 VITA-01

■開催日時:2023年6月18日(日)

■開催地:十勝スピードウェイ クラブマンコース

■ドライバー:上野 大哲(#11)、佐藤 元春(#12)、浅井 康児(#310)
市川 篤(#516)、工藤 大祐(#910)、

■マシン:恒志堂レーシングVITA 11号機、12号機、310号機、516号機、910号機

■参戦クラス:VITA-01クラス

■天候:予選/晴れ、決勝/晴れ

■路面:予選/ドライ、決勝/ドライ

■戦績

上野 大哲  予選:6/14位 決勝:3/14位
佐藤 元春  予選:1/14位 決勝:1/14位
浅井 康児  予選:7/14位 決勝:2/14位
市川  篤   予選:10/14位 決勝:8/14位
工藤 大祐  予選:8/14位 決勝:6/14位

 

6月の十勝。初夏の風が心地よい更別村において北海道クラブマンカップ第2戦が開催された。本戦は14台のVITA-01がエントリー。基本的には第1戦同様の顔ぶれとなったが、昨年の耐久レースで平中繁延選手と優勝を飾っている#6四倉選手が久々の参戦となるほか、昨シーズン大きなクラッシュに見舞われ、一時はレース復帰も危ぶまれるかと思われた#30の鬼塚選手が見事に復活し、初戦以上の盛り上がりをみせた。
今回のKoshido Racingはレギュラー参戦組である佐藤、浅井、工藤に加え、#516に社員ドライバーである市川と、#11には京都からの遠征となる上野の2名を加えた5台体制。
上野は過去にVITA OF ASIA(アジア1決定戦)をはじめ、スーパーFJにおいても日本一決定戦で優勝を飾るなど、実績の多いドライバーである。

<練習走行>

今シーズンからのタイヤ仕様変更にまだ適応しきれていないドライバーもいる中、Koshido Racingの面々は前戦の感触をもとにマシンも順調な仕上がりをみせていた。
6月16日、他チームが1分32秒台をなかなか切れない中、佐藤と浅井が安定の1分31秒台をマーク。十勝スピードウェイ初走行の上野も1分32秒フラットと、間もなく31秒台に入れようという勢いでタイムを刻んでいく。

工藤はベストなマシンセッティングを探りながらの走行。いろいろ試しつつではあるが、1分32秒台前半をしっかりキープしていた。一方、市川はセットが決まらないマシンに手こずり1分34秒台が限界の状況。エースドライバーの佐藤にマシンテストを託すが、やはり厳しい状態であることに変わりはなく、結果足回り総交換となった。接地性と動きがかなり改善されたが、次はミッショントラブルに見舞われる。予兆はあったものの、3速がなくなりタイムは更新できず。ミッション交換にて初日の走行を終えた。
公式スポーツ走行日の翌17日は、他チームのドライバーも徐々にペースを上げてくる。しかし、弊チームも例外ではなく、ほぼ全員が順当にタイムアップし、佐藤は唯一1分30秒台へ。浅井もコンマ6秒ほど短縮してくる。上野もしっかりとまとめ上げ、31秒台へ突入。市川はようやく万全の状態となり、32秒台を安定してマークするようになった。工藤は数々のセッティングを試す中で答えが見出せず、前日のタイム更新とはならなかった。

練習走行結果
佐藤 元春:1’30.976(6/17)
浅井 康児:1’31.298(6/17)
工藤 大祐:1’32.065(6/16)
上野 大哲:1’31.884(6/17)
市川  篤:1’32.479(6/17)

<公式予選> 

天候は晴れ。路面もドライ。初夏の日差しが照りつけ、気温は実測以上に暑く感じられる。コントロールタワーに予選開始2分前を告げる表示が出され、各マシン一斉にピットから飛び出していく。

まずは#12佐藤が1分31秒台をマークし、トップに君臨。そのままポールの座を確実なものとすべくタイムを維持し続ける。スリップストリームを使うことなく、単独走行でトップタイムを叩き出し、そのまま少しずつ更新していく。タイヤが最もおいしところを佐藤は逃さない。最終的に1分30秒441にてポールポジションを獲得した。
スポット参戦で活躍が期待される#11上野は、練習走行に引き続き1分31秒台を刻み、トップからコンマ5秒遅れの6番手につける。次いで最近好調ぶりをみせる#310の浅井が1分31秒976で7番手。ここまでが31秒台となった。コンマ5秒の中に7台がひしめき合う接戦である。ライバルチームは、マシンが今ひとつ仕上がらず不調にあえいでいた#778の大島選手が最終的には走りをまとめあげ、佐藤に次ぐ1分31秒742で2番手につけ、ディフェンディングチャンピオンの意地をみせた。表彰台の常連になりつつある#77村上選手は31秒805で3番手につけ、同じく近年好調の#17坂本選手は31秒823で4番手。久々スポット参戦ながら速さを見せつけた#6四倉選手は、前に超僅差の31秒841で5番手に食い込んだ。
8番手以降は32秒台の戦い。その先頭となったのは#910の工藤。1分32秒391で後方6台を従えてのポジションを獲得。#516市川は32秒550で10番手につけた。常に上位陣にいるはずの#61号機レジェンド平中選手はマシンの不調に悩まされ続け32秒679で11番手に甘んじている。前戦まで旧マシンで奮闘し、その速さを十分に周りに知らしめた今回唯一の女性ドライバーである関選手は1分33秒747と、こちらもチームメイトの大島選手同様にマシンが決まらず苦労している様子であった。

<決勝>

気温23℃。しかしながら予選同様に体感温度はより高く、レーシングスーツの中はサウナ状態である。それでも各ドライバーはこれから始まる12周のバトルにすべてをぶつけるべく暑さに気を取られることはない。スタート前はドライバー同士健闘を誓い合う恒例の握手から始まる。

自らのスタート位置にマシンを進め、チームメイトの激励を受けるドライバーたち。

14台すべての車両がフォーメーションラップを終え、グリッドに着いたところでシグナル点灯。各車クリーンにスタートを決める。順当に加速していくと思いきや、ポールポジションの佐藤がまさかの2→3速へのシフトミスにより5位に後退。他の車両はトラブルなく1コーナーへ。この時、トップが#778大島選手、2位に#17坂本選手、3位に#77村上選手、4位#11上野と続く。素早くシフトミスをリカバリーした佐藤は5位で前4台に食い下がる形で1コーナーを立ち上がっていく。しかしその後も順位が激しく入れ替わり、トップの大島選手は3位へ、変わって坂本選手がトップ、2位には上野が上がる。3コーナーに村上選手と並んでアウト側からターンインした佐藤は続く4コーナーでインに変わり、前へ。
前方では、坂本選手・上野・大島選手が1位争いを至近距離で展開されており、絡んで走ることでペースが上がらない先頭集団の後方に佐藤が一気に追いつく。7コーナーまでにはほぼ差がなくなり、最終コーナーまでには縦一列きれいに並んだ状態へ。メインストレートに戻ってきた銘々は坂本選手を先頭にスリップストリーム合戦を展開し、トレイン状態で2周目の1コーナー進入へ。佐藤が仕掛けるかというところであったが、大島選手が守りのラインで巧みに前に出させない。順位は変わらずそのまま各マシン2→3→4コーナーとクリアしていく。
トップ4台は2周終了時点でも順位変わらず。最終コーナーを立ち上がり、3周目へ突入するところで2周目同様スリップ合戦が勃発。ここで佐藤、大島選手のアウトに並び1コーナーでブレーキング勝負。ここでも大島選手がインを死守し前には出られず。その後もトップ集団は5コーナーまで拮抗したレース展開を見せる。そして6コーナー、緊迫した争いに動きが出た。上野が坂本に仕掛けるべくアウトから被せていく。しかしレコードラインをトレースした坂本の前には出られず、しかも若干速度が乗りすぎていたためアウトに孕み、コース外へ。その間に大島選手に前に出られ、3位に後退する。そこに4位の佐藤も並びかけ、 8コーナーに並んでターンイン。ここでは上野の前には出られずそのまま9~10コーナーへなだれ込む。最終コーナー立ち上がりで速度が乗せられなかった上野はメインストレートで佐藤に並ばれる。サイドスリップから出た佐藤は1コーナーの進入でベストなラインをトレースし、3位へ。
トップ争いをしている坂本選手と大島選手が激しく競り合ってペースが上がらない中、佐藤がベストな走行ラインをトレースし、前2台に一気に襲いかかる。後方からの猛烈なプレッシャーを受けつつも必死にインを守る大島選手。ここもディフェンディングチャンピオンの意地といったところか。
4周目の最終コーナーを上手くまとめた佐藤はしっかりと大島選手のスリップストリームに入る。5周目に入った直後、1コーナー進入のブレーキングでアウト側から刺し、2位へポジションアップ。そのまま前を行く坂本選手を追う。最終コーナーまでもつれ込み、立ち上がりから再びスリップを狙う。メインストレートで難なく前へ出たのち、インを牽制しつつ1コーナーでアウトいっぱいからブレーキング。そのまま車速を乗せて立ち上がり、トップに返り咲いた。
その後は後方との差を少しずつ広げ、得意の独走態勢へ。レース中のファステストラップを叩き出し、ポールポジションかつ1位フィニッシュと完全勝利をあげた。

7位スタートの浅井は無難にスタートを決め、ポジションキープ。1コーナーはミドルラインから進入し、一瞬後方から迫る工藤に先行を許すかと思われたが1コーナー立ち上がりで速度を乗せた浅井は7位のまま2コーナー、3コーナーと#6の四倉とサイドバイサイドのバトルを展開。ギリギリの競り合いが6コーナーまで続き、7コーナー進入にて何とか前に出る。その後は即前方を行く村上選手をロックオン。2周目のメインストレートでは行く手を阻まれ前には出られなかったが、その後も付かず離れずの展開が続く。村上選手とバトルを展開しつつもトップ集団を常に視界に捉えていたところ、トップ集団の争いが激化し、ペースが乱れたところで一気に差を詰める。上位6台がもつれている状況の中、常に仕掛けていく。しかし前には出られないという展開を繰り返し、村上選手も抜くに抜けない展開に苛立ちを見せているようだ。ここで4位につけていた上野がメインストレート、立ち上がりで急な失速。村上と浅井はそれぞれ前に出てワンポジションアップ。しかし後方の上野も背後につけており、なかなか前を負うことに集中できない様子で挙動を乱す姿も見られた。

6周目に佐藤がトップに返り咲き、その後方が混戦の様相を呈する中、乗じて浅井が争いに加わる。6周目から7周目に移ろうかというメインストレート、村上選手とサイドバイサイドのまま1コーナーアウトからブレーキング勝負を仕掛ける。ギリギリのところを前に出て4位にポジションアップ。その勢いのまま3番手の坂本選手に肉薄し、常に隙を伺うがなかなか隙を見せず、大島・坂本・浅井ともつれた状態で8周目へ。この時、すでに坂本選手のスリップに入っていた浅井は隣から仕掛けようと試みるも、そのさらに前方でラインを変えた大島選手に進路を阻まれ減速を余儀なくされる。しかし、ここで鬼のようなブレーキングで1コーナーに突入した坂本が姿勢を見出し、コース外へスピンアウト。浅井は3位に上がる。ここからは大島との一騎打ち。なかなか調子の上がらないマシンに手を焼く大島。昨年のようなスピードが得られていない中、浅井を必死に抑えようと巧みなラインでコーナーを抜けていく。8周目の最終コーナーを抜けた後、ピタリと大島選手のスリップに入った浅井は、メインストレートにて難なくパス。9周目にしてポジションを2位へと押し上げた。その後トップの佐藤を追うが、この時すでに大差がついており、また佐藤もファステストラップをマークする走りであったことから差が縮まることはなく、2位のままフィニッシュした。

上野もまたスタートを順当に決め、順位をキープしたまま加速していく。シフトミスで遅れてた佐藤をインからパスし、4番手へ。さらに1コーナー立ち上がりから2コーナーブレーキングで村上選手をパスし、次いで立ち上がりで大島選手もパス。3コーナーまで2位につけた。オープニングラップは1位の坂本選手のすぐ後方につけ、プレッシャーを与える。2周目、スリップストリームに入るもそこまで距離が縮まらず順位変動はなし。3周目で挙動を乱した坂本選手の隙をつき、テールトゥーノーズの状態へ。マシンを左右に振り、プレッシャーを与えつつも6コーナーで痛恨のコースアウト。そこから大島選手と佐藤に前に出られ、ポジションを4位に下げる。但しそのまま後方に沈むことなく、佐藤に食い下がる形でトップ集団に一気に指を詰めていく。ここはレース経験豊富な上野ならではの切り替えの早さといえよう。1位争いが混戦を極めており、ペースが乱れ、あわや追突というところまでの距離感でバトルが続く。

5周目最終コーナー立ち上がり後の4速から5速へのシフトアップにて痛恨のミス。その間に村上選手と浅井に前に出られ、6位へポジションダウンとなる。
7周目に入り、依然としてトップ争いは熾烈を極めている中、チャンスを逃すまいと村上・浅井・上野がチャンスを伺う。1位を取り戻した佐藤が単独で離れ、2位の坂本選手以下がワンミスで2位から6位まで一気に順位がひっくり返る状況。上野はシフトミス等の細かい失敗はあったものの、周回を重ねていくごとに走りの精度が増していく。坂本選手がコースアウトしたことによりポジションを1つ上げ、大島・浅井・村上。上野の2位争いが続く。9周目、 2位は浅井へと変わり、浅井が少しずつ3位以下を離す。そして雌雄を決したのは10周目。3位争いが激化し、1コーナーのブレーキングでスリーワイドの展開。最もインにいた上野が2台を一気に抜き去り表彰台の最後の一枠をものにした。

スタートをしっかり決め、トップ集団に遅れをとることなく追随する工藤。1コーナーターンインまででは順位変動はないが、アグレッシブな走りで前を行く四倉選手と浅井を脅かす走りを披露。1位から8位まで塊になってバトルが進行する中、途中5位争いをしていた四倉選手が7コーナー進入でラインを外し失速。その隙を見逃さず、工藤はインから前に出る。しかしそこからは四倉がピタリと後方につき、プレッシャーを与え続けていた。市川も後方から走行ラインを変え、仕掛けてくるが守りの走りを見せる。
工藤・四倉選手ともにトップ集団から離れず、このまま行かせはするまいと食い下がる。1位から6位までの集団からやや遅れたところを走行しつつ、依然としてすぐ後方には四倉選手が付け激しいバトルを展開。予選では四倉選手の方が早かったにもかかわらず、全く隙のないドライビングでポジションを守り通した。レースラップにおいてもベストなラインで攻め続けた結果、前を走る集団がジリジリと近寄ってくる。前方は常に激しいバトルが展開されペースが上がらない状況。そこを工藤は見逃さず、虎視眈々と隙を狙う。

5周目。前を行くのは、チームメイトの浅井と上野。遠慮はない。全力で抜きにかかっていく。周回を重ねていくうちに前との差、後方からのプレッシャーに焦りが生じ、オーバーオーバーステアが散見されるが、うまくねじ伏せ姿勢を破綻させることなくマシンをコントロールしていく。トップ集団は常に見えている。工藤は2022年シーズンからこのレースシリーズへの参戦を開始したが、2年目シーズンにおいて既にトップ集団を視界に常にとらえて走るところまで成長した。日ごろのマシンメンテからセッティングを自ら積極的にトライし、試行錯誤を重ねては1戦1戦増すごとに速くなっていく。それはチームメイトだけでなく、他のチームのドライバーも認めている。後半、四倉の猛追がより激しさを増したメインストレートでは、スリップストリームを取られまいと巧みにラインを変え、1コーナーで上ブレーキング競争にもち込せることのない鉄壁の走り。ただし後方警戒するとどうしてもペースが上がらなくなり前方との差が開きがちである。苦しい戦いを強いられるが2シーズン目にして、このメンタルの強さはなかなか獲得できるものではないだろう。工藤は前から離されることもなく、また最後の最後まで四倉選手を前に出すこともなく7位でフィニッシュ。今回常にバトルが展開されるレース運びであったが、工藤にとって大きな経験となった事は間違いないだろう。

10番手スタートのとなった市川。前にはチームメイトの工藤、そして昨年大クラッシュに見舞われ、脅威の復活を遂げた#30鬼塚が並んでいる。スタートは差し障りなく決め、1コーナーへ。久々のレースで緊張もある中、前走車に食らいついていこうと必死に516号機をコントロールする。最初のバトルの相手は鬼塚選手。クリーンな走りでラインを潰しあうこともなく、正々堂々とした駆け引きが続く。同じ黄色のマシン同士がせめぎ合い1コーナー立ち上がりから2コーナーのブレーキングにて市川が仕掛け、鬼塚選手の前へ。ベースが拮抗している両名であったためしばらく後方に気をとられていたが、前を行く工藤と四倉選手に追いつこうと食い下がる。ここでチャンスが到来する。行く手を阻まれた四倉選手がラインを外し大きく失速。そこに工藤が7コーナーのインから刺し、それに続く形で市川もかわし、8番手にポジションを押し上げる。

次に狙うのはチームメイトの工藤。4周目の6コーナー、工藤のインがわずかに空いたところを狙い、プレーキング勝負。しかし、ここは工藤に軍配が上がる。そのまま7コーナーまでもつれるがインとアウトが逆転し、続く8コーナーにて後続の四倉にも前に行かれ、再びポジションは9番手となる。

その後は工藤・四倉・市川のテールトゥノーズのバトル。メインストレートでは、ほぼ車間は空いていないトレイン状態。しかし、周回を重ねるごとに徐々に工藤と四倉選手に差をつけられ、単独走行となる。途中坂本のスピンによりポジションを1つ上げて8位となるが、その後特にミスをすることもなく無難に走り切り8位をキープしてチェッカーを受けた。序盤はトップ集団も視界に捉え、良い刺激を受けた市川。時点での課題を明確にしつつ、次なる参戦の機会を伺う。

かねてからの目標であった表彰台の独占をついに達成したKoshido Racing。佐藤も完全復活したと言える連戦連勝。シリーズタイトル奪還に向けて大きな一歩となった。

 

浅井も佐藤に肉薄する走りをみせ、今後の活躍が期待される。本戦より北海道クラブマンカップに参戦を開始した上野もビジターバトルとは思えない3位表彰台獲得。その速さを周りに知らしめることとなった。
トップ集団を見据える工藤も含め、Koshido Racingはさらに強くなっていくであろう。今後の躍進が期待される。