2021.01.20 伝統継承
こんにちは、担当の大野です。
今週は特に雪の量が多いですね!
道路も混雑し、吹雪の為視界不良で交通事故が増えているみたいなので皆様お気をつけください!
本日1月20日は『二十日正月』と呼ばれる日です。
日本古来の風習では「正月の祝い納め」としてお正月の飾りなどは全て片付けられ、この日をもって正月行事の全てが終了するとされていました。
現在では東北・関東・九州など多くの地方が1月1日~7日まで、関西を中心とする地方では15日までがお正月の期間とされています。
4日から仕事や学校が始まる方がほとんどだと思いますのでお正月気分は短いかと思いますが昔は12月13日からお正月の準備を始め1月20日まで約1ヵ月以上行事が続くのでお正月がいかに大切にされていたかという事が分かります!
二十日正月には『お正月の残り物を全て食べつくす』という言い伝えがあります。
現在では元旦から営業しているお店がありますが、昔は三が日だけではなく二十日正月である20日までほとんどのお店がお休みだったそう。
その為年末に食料を買いだめし20日まで食料を持たせるため正月に食べた魚の骨や頭までも食べつくす事から「骨正月」「頭正月」と呼ぶ地域もあるんだとか。
お正月前に買った食べ物が20日頃まで残っている方が珍しいですね…(´・ω・`)
古くから伝わる伝統はジャンルを問わずたくさんありますが当時の時代だからこそ生まれたものがあるのではないでしょうか。
一度途絶えてしまうと復活する事は早々ないと思います。
たとえ形が変わろうと1つでも多く継承することができたらいいですね!