KOSHIDO NEWS

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2019.01.25 アートの中で生活!

恒志堂NEWS担当の森田です!

北海道は連日の大雪ですね・・・

札幌も風と雪で荒れてます( ノД`)

外出の際は十分に注意してください!!

 

さて本題ですが、、、「中銀カプセルタワービルで生活!」という気になる記事を発見しました!!

 

まず初めに”中銀カプセルタワービル”とは日本の有名建築家 故・黒川紀章氏がデザインし1972年(昭和47年)竣工したビルです。

昭和の名建築と呼ばれ、複雑なパースが当時から注目を浴びていました。

一般的な建物と違い、使用されなくなったら取り壊すのではなく建物自体がまるで生き物のように時代に合わせて形を変えていくというのが、このビルの特徴です。

築45年を超えた今でも、室内を見学したいという人が国内外から訪れている。

ただ、老朽化していることもあり、解体か保存かの間で揺れている。

実はそんなビルで新しい取り組みが行われています。

それは賃貸借契約を結んでカプセルの一室に住めるというもの。

 

2015年まで、中銀カプセルタワービルには民泊として利用されていた部屋があり、

一泊15,000円という強気の価格設定にも関わらず、人気を集めていた。

室内には当時の中銀カプセルタワービルパンプレットが置かれファン層拡大を狙っていた。

現在は管理組合の方針で民宿での利用はされておらず今後どのように使用するか話し合われている。

 

2018年当時の所有者が借地権、所有権を不動産ファンドに売却し、

購入したファンドは解体したいという意思を示している。

そこでビルの価値と保存の意思を伝えるため、マンスリーカプセルを始めることにした様です。

 

■なぜマンスリー?

よりたくさんの人にカプセルでの暮らしを体験してもらいたいという方針からマンスリーという短い期間設定しています。

 

■室内は?

株式会社無印良品の協力により、室内のインテリは無印良品で統一されており

シンプルながら機能的でベースの美観を損なわないように考えられています。

広さは”カプセル”ということもあり、広くない。

生活している人の中にはミニマリスト(最低限度の物だけを持って生活する)が多いようです。

 

調べてみると入居倍率は約10倍とかなり注目を集めており、

アートの中に住むというのは優越感を味わえる最高の空間になっている様です。

 

 

記事を読んで再生・使用を効率的に行い、黒川紀章ブランドを生かし、保存しているのが印象的でした。

単純に新しい取り組みを行うのではなく建築家に敬意をもって進めているのが伝わってきました。

是非、私も泊まってアート体験してみたいです!

 

 

今後もどんどん恒志堂の最新情報を更新していきますのでよろしくお願いいたします!

では失礼いたします(^^)/

 

参考・引用 ホームズ/MINPAKU.Biz