2022.11.15 【プログラミング教育の行く先】
最近プログラミングしているKOSHDIO NEWS担当のShinjuです。
今日のテーマは「余白をもった学び」です。
プログラミング教育についてリサーチをしていると、学力UPやキャリアUPのような切り口でアピールしているものばかりで、少し違和感がありました。将来に役に立つことも大事です。ただ、それ以上に「楽しいからプログラミングをやる!」というアプローチもあっていいのではというお話です。
◯結果にしやすいデータ
プログラミングを学び、実装できるようになると、世界中どこでも生きていけるようになると思います。少なくともIT業界は成長しており、衰退する余地もなさそうです。2025年の大学入試験ではプログラミングなどを入れた「情報」科目を導入する話もあります。その点、仕事で即戦力になるスキルであることは間違いです。そんな魅力はもちろんあるのですが、それ以上に自分が考えたプログラムが動く楽しさこそ、伝わるべきことなんじゃないか。そんなことが違和感を感じた理由かもしれません。
◯学びの楽しさは見えにくい
趣味としてのプログラミングがあっていいと思うのです。どうしても「プログラミング=仕事」というフレームで見られがちですが、幼少期に始めた書道やピアノも、楽しいから大人になっても続けてやっているという理由もいいなと思います。何より熱中している子どもたちの多くは、自分の想像したものがプログラミングで組み立てられる楽しさがベースにある気がします。この楽しさは具体的な数値に落とし込むことは難しいですが、切り捨ててしまうのはもったいないと思うのです。
◯作りながら学ぶこと。
アートやものづくりは知的好奇心を刺激するものです。プログラミングの構築も同じように、モノを作りながら多くのことを学びます。将来に役立つか関係なく、楽しいからプログラミングをするという思いも尊重して、デジタルクリエイションしていく。特に幼少期は何にも縛られず作ることを大事にして欲しいと思います。
子どもが楽しそうにしていたら、勉強していないと判断する大人にならないよう気をつけたいものです。
それでは素敵な1日を!
編集:Shinju